イギリス専門学校進学
専門学校レベルのコースは、通常カレッジで行われ、日本にないようなさまざまなコースがあります。将来的に日本に持ち帰り、ご自身の事業として展開するなどの可能性もあるでしょうし、教養の一つとして学ぶこともできるでしょう。ただし、専門学校のコースは、ビザがおりないため学習レベルによっては成人の受講ができないことがありますので、詳しくはお問い合わせください。
大卒になる？
代表的なコースは、下記のように独立した資格があります。
大学１年目相当：Higher National Certificate (HNC)
大学２年目相当：Higher National Diploma (HND)
大学３年目相当：Top-Up
通常、HNCを飛ばしてHNDを受講などはできませんが、HNCとHNDの２年分を１年で学ぶ短期集中コースも存在するため、科目によっては最短２年で大学卒業資格を得ることができます。
Top-Upは、カレッジで実施されている場合もありますが、国立大学でTop-Upコースを行っているので、最後の１年を国立大学へ編入して修了することができます。認知されているHNDを修了すれば、成績によって編入できる大学がわかります。
このルートを利用すれば、低価格で大学卒業が実現できます。
進学希望者の必要書類
○ 高等学校卒業証明証または見込（英文）
○ 高等学校成績証明証または見込（英文）
○ 上記以上の成績証明書または見込（英文）
○ 推薦状（英文）原文日本語でも可
○ 自己推薦状（英文）
○ 履歴書（英文）学歴・職歴
○ ポートフォーリオ（作品集）アート系などで必要な生徒のみ
専門エージェントでも説明しないこと
イギリスではCollegeという分野が専門学校と捉えられています。実は、大学名に『college』とついていても大学だったりするので、要注意です。逆に中高レベルでも『college』と名乗っている学校もあります。
さて、イギリスの専門学校の利点は、大学に比べて授業料が安いこと。しかもそれぞれのコースが第３者認定を受けているので、それぞれが資格として認識され、専門学校での２年のコースを優良に修了されると、大学の最終年に編入することが可能です。例えば、香港の生徒もそのような方法でイギリスに最終年だけ留学したりします。ただし、トップ大学と言われている学校は、最終年への編入を認めていないので、トップ大学卒業を目指されるならこのルートはあまりお勧めできません。
狙い目はHND
これは資格の名称で、正式にはHigher National Diplomaと言います。通常２年のコースで、１年目のコースHNC (Higher National Certificate)を修了してからの２年目のコースとして理解されている場合もあります。HNDは他の同等コースよりも各専門学校の意向が影響を与えるため、日本の高等学校卒業生が直接入学することも可能です。また、英語の入学条件も通常の大学よりも低めに設定されているので、入学には有利になっています。
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